ヒートショック対策5箇条!高齢者だけじゃない、油断してると一大事

お風呂でヒートショック健康

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、急激な気温の変化によって血圧が乱高下して心臓や血管の疾患が起こる事。
最悪の場合、死に至る事も有ります。

ヒートショックは寒い冬に起こり易く、特に入浴時が危険です。
高齢者の入浴中の死亡事故は、1月が最も多く、年間約5000人が亡くなっています。
この数字は交通事故の死亡者数の2倍以上です。

ヒートショックが起きる状況

暖房の効いた暖かい部屋で過ごしていて(血圧安定)、寒い脱衣所で裸になって(血圧上昇)、寒い風呂場に移動し(更に血圧上昇)、熱いお風呂に入る(急速に血圧低下)。

急激な血圧低下によって脳内に血液が回らなくなり、貧血の状態になって一過性の意識障害を引き起こし、浴槽内で溺れて死亡する事になってしまいます。

ヒートショックが起こり易い人

高齢者だけにヒートショックが起こる訳では有りません。

  • 心臓などに持病のある人。肥満や高血圧、糖尿病、不整脈など
  • 一番風呂に入る事が多い人
  • 熱めのお風呂で長湯するのが好きな人
  • 飲食後(特に飲酒後)に入浴する人

ヒートショックを防ぐ方法

入浴前に暖めておく

脱衣所や浴室を暖めておくことによって、温度差を小さくすることが大事。

暖房機が無い場合が、お風呂の蓋を開けておいたり、シャワーを出しっ放しにするなどの方法が有ります。暖房機は火災が起こり難いものを選んで下さい。

熱いお風呂に長時間入らない

お風呂の温度は、41℃以下に設定して、10分以上浸からないようにしてください。

体温が上がり過ぎて意識障害を起こす危険が高まります。

浴槽から急に立ち上がらない

これも、 急激な血圧低下によって脳内に血液が回らなくなる可能性が有ります。

飲食後直ぐに入浴しない

飲食後、飲酒後、薬の服用後は、体温の調節機能が鈍る事が有りますのでに時間をおかずに入浴しないで下さい。

入浴を家族に知らせる

もしもの時に、異変に早く気付いて貰う為に、家族に入浴する事を伝えましょう。
また、大事に至らない為に、入浴中の家族の動向を注意して下さい。

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